国仲・山本組(Aクラス)が初V/本社杯レディースバドミトン
Bは宮国・坂口組制す/記念大会、25組50人が熱戦
宮古毎日新聞創刊60周年記念の「第14回宮古毎日新聞杯レディースバドミントン大会」(主催・宮古毎日新聞社)が2日、宮古島市総合体育館で行われ、最高ランクのAクラスは国仲康子・山本良子組が初優勝を飾った。Bクラスは宮国さとみ・坂口智佳子組、Cクラスは米田洋子・山口サエ子組がそれぞれ制した。
記念大会には25組50人が出場した。ダブルスのラリーポイント制を採用し、21点2セット先取の3セットマッチで行われた。
12組がエントリーしたAクラスは実力が伯仲。それぞれが持てる力と技を最大限発揮し、見応えのあるラリーを繰り広げた。
優勝した国仲・山本組は豊富な運動量と強打を武器に勝ち上がった。準決勝と決勝はそれぞれフルセットにもつれ込むハードな試合を強いられたが、苦しい場面でも冷静な判断でゲームを支配し、最後まで相手に主導権を渡さなかった。
念願の宮古毎日新聞杯Aクラス制覇に山本は「私は全部スマッシュのつもりで打ち返していた」と試合を振り返り、「常に全体を見てプレーができる国仲さんの冷静なラケットさばきのおかげ」と感謝した。
国仲は「優勝は素直にうれしい。この大会はどうしても優勝をしたかった。できれば来年も勝って連覇したい」と笑顔で話した。
今大会には、高校生以上の女子選手が参加し、交流を深めながら上位入賞を目指した。今年は3位までを表彰するとあって選手の意欲も例年以上だった。
開会式で宮古毎日新聞社の平良覚社長は主催事業に対する協力に感謝した。その上で「この大会はバドミントン愛好者の技術の向上と親睦を図ることを目的に開催されている。暑いですから十分に水分を補給して気持ちの良い汗を流し、あすからの健康に役立ててほしい」と呼び掛けた。
この後、平良社長が宮古レディースバドミントン連盟の米田洋子会長に協賛金を手渡し、技術向上と底辺の拡大に期待を込めた。
閉会式では同連盟の米田会長が「レディースバドミントンを続けてこれたのも宮古毎日新聞の援助のおかげだと感謝している。今後も20回、30回と続くようにお願いしたい」と述べ、併せて宮古毎日新聞の創刊60周年への祝意を語った。
結果は次の通り。
【Aクラス】優勝=国仲康子(宮原バドサークル)・山本良子(ぱんだるcc)▽準優勝=池間孝佳子(東小学校)・安井睦美(むねおサークル)▽3位=乾恋子(久松中学校)・伊波亜耶乃(徳洲会病院)
【Bクラス】優勝=宮国さとみ(北小バドサークル)・坂口智佳子(むねおサークル)▽準優勝=大嶺和代(泡瀬バドサークル)・天願秀美(南バドサークル)▽3位=平良直美(ももの会)・砂川絹代(同)
【Cクラス】優勝=米田洋子(かなす会)・山口サエ子(同)▽準優勝=宮平恭子(ぱんだる50cc)・安里沙也香(同)▽3位=譜久島恵美里(伊良部バドサークル)・西原美登子(同)