「表現力に注目を」
30日の公演をアピール/劇団かなやらび
「劇団かなやらび」の初の公演「もうひとつのはしり星~見上げてごらん夜の星を~」が30日午後2時から平良のマティダ市民劇場で行われる。劇団員で宮高3年の下地萌音(もと)さんをはじめ、同校1年の飯島彩帆(あやほ)さんと古川麻鈴さんが6日、宮古毎日新聞社を訪れて公演をアピールし、多くの市民の来場を呼び掛けた。
劇団かなやらびの前身は市こども劇団で、2015年度から独立した形で活動を開始している。
今回の作品は「はしり星にのって」のリメイク版となる。8人の少年少女が130年前の宮古島にタイムトラベルし、人頭税時代を体験する物語だ。
下地さんは「一段とおもしろい作品になった。歌やダンスはなしで演技を重視した作品でメンバーの一体感がある。一人一人の表現力に注目してほしい」と公演をアピールした。
飯島さんは「劇団かなやらびとして初めての公演になる。引退した先輩たちの思いを引き継いだ作品で頑張りたい」と話した。
公演のチケットは前売りが500円、当日券は700円となる。前売り券は▽TSUTAYA沖縄宮古島店▽ファミリーマート各店▽Booksきょうはん宮古南店-で販売している。
劇団かなやらびでは随時団員を募集している。入団を希望する児童生徒は、池間さん(電話090・9785・9179)まで。