教育・文化
2015年8月12日(水)9:02
沖縄本島で初の職場体験/多良間中2年生16人
【那覇支社】多良間中学校は12日から沖縄本島で初めて実施する職場体験の壮行会を11日、那覇市内のホテル山の内で行い、出発を前にした2年生16人を激励した。
濱川泰成教頭が「充実した職場体験を通して、一回りも二回りも大きく成長し島に戻ってほしい」、県雇用対策課の玉城昌常副参事が「自分の将来をイメージして取り組み、学校の授業や勉強などでも役立てて」、村教育委員会の本村和也課長が「中学生として体験できる良い機会なので、楽しみながら頑張って」と励ましの言葉を述べた。
生徒代表で宮國遥さんと山川梨緒さんが「職場でいろいろなことを体験して、自分たちの将来の仕事に生かしたい」と決意表明した。
最後の記念撮影では「グッジョブ」の掛け声に合わせ、全員で手を突き出して気勢を上げた。
生徒たちは12、13日の2日間、職場体験を受け入れた那覇市の沖縄都市モノレール、サンエー那覇メインプレイス、ペットBOXなど7事業所で、働く大人の仕事や取り組む姿勢を観察して、働くことの意義や大切さをそれぞれ体験学習する。