松原さん大物賞で優勝/「パヤオの日」
漁師のマグロ釣り大会
「パヤオの日(8月8日)」式典(主催・宮古地区パヤオ管理運営委員会)が15日午後、佐良浜漁港の特設会場で行われた。イベント関連行事で開催した漁師のマグロ釣り大会の表彰式があり、大物賞で優勝した松原博幸さん(57、幸榮丸)ら6人に表彰状が贈られた。参加者らは、パヤオ(浮き魚礁)に感謝し、さらなる集魚効果を願った。
主催者を代表して同委員会長の漢那一浩伊良部漁協組合長は「昭和57年に全国で初めて宮古近海にパヤオが設置されてから今年で34年となる。パヤオの発祥地は伊良部島である。今年伊良部大橋が開通して流通・販路拡大の年でもある。これからも国・県・市の指導を受けながら水産業の発展に頑張っていく」と述べ、漁船の航海安全、大漁を願った。
次いで下地敏彦市長(代読・長濱政治副市長)、宮古農林水産振興センターの安里和政所長(代読)、沖縄県議会の座喜味一幸県議が祝辞を述べた。
松原さんは「初めて優勝できて、大変うれしい。来年も優勝を目指したい」と強調していた。
表彰されたのは次の皆さん。
【大物賞】優勝=松原博幸(幸榮丸、キハダマグロ55㌔)▽準優勝=伊良皆博之(ひろ丸、同32㌔)伊良皆恵行(恵丸、同32㌔)
【本マグロ賞】東風平全祐(第八全丸、180㌔)
【重量賞】優勝=伊良皆博之(ひろ丸、314㌔)
【2014年の年間重量賞】小型船=川満哲行(徳福丸、40㌧)▽カツオ船=漢那竜也(第五喜翁丸、177㌧)