家族で手作りを満喫/本社主催ふれあい広場
154組が工作に挑戦/出来栄えに笑顔広がる
第28回親子ふれあい手作り広場(主催・宮古毎日新聞社、協賛・メイクマン)が16日、メイクマン宮古店で開かれた。154組の親子が参加。思い思いの材料で工作に取り組み、完成させると家族の笑顔が広がった。
手作り広場は、参加者に夏休みの思い出づくりの場を提供して、親子の絆を深めてもらおうと、毎年開催している。
今年は▽カンカラ三線▽シーサー貯金箱▽シーシャガウガウ▽スライドチェア▽アクリル時計-。メイクマンDIYアドバイザーの指導を受けながら、家族で力を合わせて作業を進めた。
のこぎりや金づちを初めて使う子供たちが多く、父母や祖父母たちが手伝うなど、ほほ笑ましい光景があちこちで見られた。
シーサー貯金箱を完成させた下地菜々恵さん(6)は「シーサーの耳を作るのが難しかった。家にある貯金箱の隣に置き、3000円くらい貯めたい」と笑顔。母親の裕子さん(40)は「親子で一緒に作る喜びを感じることができました」と話した。
カンカラ三線を作った国仲虹大君(6)と虹香さん(3)きょうだいは、音を出しながら出来栄えに満足そう。母親の志帆さん(36)は「父さんが三線を練習しているので、一緒に弾けるのを楽しみにしているようです」と語った。
開講式であいさつした本社の平良覚社長は「日ごろは親子一緒に何かを作るという作業はなかなかできない。親子で相談しながら、夏休みの楽しい思い出にしてほしい。熱中症には気を付けて、こまめに水分を取りましょう」と呼び掛けた。