再発防止向け、転落防止柵設置へ/市道路建設など
比嘉自治会の要請受け
16日に比嘉集落近くにある第1排水路の橋上(通称・第1橋)から、同集落に住む男性が約6㍍下の排水路に転落し、死亡したことを受け、比嘉自治会(砂川雅一郎会長)は25日、再発防止のための会議を開いた。会議には市道路建設課、むらづくり課の職員、下地明市議会議員らが出席した。市道路建設課とむらづくり課は、早急に転落防止柵を設置することを確認し、工事見積を取るなど、準備を進めている。
砂川会長は「ここは、集落の子どもが西城小学校に通うための通学路にもなっている。現状では大変危険なので、早急に対応してほしい」と市の担当課に訴えた。
橋の長さは約14㍍。長さ約12㍍の転落防止柵は、比嘉集落に向かって橋の左側のほぼ中央に設置されている。防止柵の両端は人が立てるほどの幅の隙間がある。担当する道路建設課はこの転落防止柵を橋の長さに延ばし、隙間がないようにする。
また、排水路の法面と隣接する畑の境界に現在柵などはなく危険な状態。市むらづくり課は高さ110㌢の転落防止柵を橋から排水路に沿って、約6㍍設置する。
橋の転落防止柵と、畑との境界に設置する防止柵とに隙間がないようにするため、両課が同時に工事を進めるという。