ビーチバレー準Vを報告
8月8日から11日まで大阪府阪南市で開かれた第14回全日本ビーチバレージュニア男子選手権大会で、沖縄県代表として出場した伊良部高校3年の仲間大介君と宮古高校3年の伊志嶺光亀君のペアが準優勝を果たした。2人は26日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、結果を報告した。
各校でバレーボール部に所属していた仲間君と伊志嶺君は6月、県高校総体終了後にペアを結成。同月28日に西原町で行われた第27回ビーチバレーOKINAWA2015の高校生男子2人制で優勝し、全国大会への出場権を獲得した。
全国大会には各都道府県代表52チームが出場。仲間・伊志嶺ペアは4チームによるグループ戦の予選を突破すると、決勝トーナメント初戦で熊本代表、2戦目は高知代表、準々決勝は山梨代表、準決勝は神奈川第2代表にいずれもセットカウント2対0のストレート勝ち。決勝では兵庫代表の神港学園ペアと対戦したが、第1セット12対21、第2セット13対21で破れ、優勝には一歩届かなかった。
チーム監督や学校関係者と平良庁舎を訪れた仲間君と伊志嶺君は、下地市長に全国大会準優勝と、伊志嶺君が大会の優秀・有望選手8人のうちの1人に選出されたことを報告した。
仲間君は「小学校2年生の時からバレーを始め、全国大会を目標に取り組んできた。高校最後の年に出場でき、準優勝できうれしい。たくさんの人と関われたことで人間的にも成長できたと思う」。伊志嶺君は「インドアのバレーだけではできない経験ができ良かった。優勝を目指していたので結果は少し満足できていないが、応援してくれた人たちから『感動をありがとう』と言われたときはうれしかった」と語った。
報告を受けた下地市長は「チームを編成してから短期間でこの結果が残せたのは素晴らしいこと。ぜひ、日本代表選手になれるようこれからも頑張ってほしい」と激励した。