09/08
2024
Sun
旧暦:8月6日 先勝 乙 
政治・行政
2015年9月5日(土)9:05

家賃滞納額9200万円/市営住宅

総務財政委で決算審査


付託議案の集中審査を行った総務財政委員会=4日、市役所平良庁舎

付託議案の集中審査を行った総務財政委員会=4日、市役所平良庁舎

 開会中の市議会(真栄城徳彦議長)9月定例会は4日、各常任委員会が開かれ、付託議案の集中審査を行った。このうち、総務財政委員会(嵩原弘委員長)では2014年度一般会計歳入決算の審査が行われ、同年度末の市営住宅家賃収入未済額は1600万円、13年度までの滞納繰越分は7600万円で、これらを合わせた滞納額は9200万円に上ることが明らかになった。

 市建築課住宅係によると、滞納者の中には32カ月分100万円以上の人や、滞納額を支払わず退去している人もいるという。

 市は市営住宅の家賃徴収業務などは、指定管理者制度を導入し民間事業所に委ねている。滞納繰越額は年々減少しているが、悪質者や徴収の見込みが立たない人たちに今後どう対応していくかが課題となっている。

 委員から指摘を受け、答弁した下地康教建設部長は「不納欠損ではなく、常に請求および回収に努めていく」と話し、諦めずに徴収活動を続けていく考えを示した。

 一方、市体験工芸村の光熱水費の滞納額は、14年度末で154万円、工房使用料の未払いは94万円となっている。

 中には工房をすでに退去して島外に出た人もいるが、市観光商工局の下地信男局長は「追跡調査を実施している」と答弁した。

 市公設市場の電気使用料の未払いは7万円、家賃未納は124万円となっている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年9月3日(火)9:00
9:00

閑散期の観光振興へ

座喜味市長と意見交換/観光庁など   市が観光庁の地域観光新発見事業補助金を活用して実施する「市閑散期対策事業~推し活旅とマス媒体を活用した分散型旅行のすすめ~」に向けて、同庁の豊重巨之新コンテンツ開発推進室長らが2日、市役所で座喜味一幸市長と意見を…

2024年8月30日(金)9:00
9:00

「サメ?いやイルカだ」

来間大橋近くで回遊確認/宮古ブルーの海満喫   来間大橋近くの宮古島側約100ほどの沖合で29日午前10時半ごろ、1頭のイルカが優雅に泳ぐ姿が目撃された。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!