子牛1頭平均34万円/10月期肉用牛競り
販売価格は上昇傾向
宮古本島の10月期肉用牛競りが19日、JAおきなわ宮古家畜市場で開かれた。子牛1頭平均価格は34万136円で前月に比べて3266円高だった。ここ数カ月の宮古市場の競り価格は上昇を続けている。今月開かれた県内競りで前月に比べて価格が上昇したのは宮古市場のみ(多良間市場を除く)。子牛の上場頭数は去勢267頭、雌229頭の計496頭。このうち494頭が競り落とされた。
性別の1頭平均価格は去勢が37万5333円と高値が付き、雌も29万8736円と持ち直している。1頭当たりの最高価格は53万1300円、最低価格は15万150円。平均のキロ単価は去勢1376円、雌1199円。
去勢の体重別販売実績を見ると、最も多く上場された250~299㌔の牛が1頭平均38万1327円、200~249㌔は28万2549円だった。300~349㌔の牛は平均41万6932円。雌は250~299㌔が31万7474円、200~249㌔は28万4614円となった。
成牛を含めた上場頭数は545頭で、このうち539頭の取り引きが成立した。1頭平均価格は32万39円(去勢37万4998円、雌26万5688円)、平均のキロ単価は1153円だった。