有効求人倍率0・88倍/宮古7月分雇用の動き
雇用情勢は堅調推移
宮古公共職業安定所(天願秀美所長)は4日、管内の7月分「雇用の動き」を発表した。それによると、有効求人倍率は0・88倍で前年同月比0・02ポイントと2カ月連続低下した。月間有効求人数は904人で前年同月比7・5%の減少。月間有効求職者数は1029人で前年同月比5・7%減少した。
天願所長は、今後の見通しについて「雇用情勢は、経済の好調を受け、今後も堅調に推移していくものと思われる」と分析している。
新規求人数は350人で前年同月比0・8%(3人)減と4カ月連続の減少となった。
産業別新規求人を前年同月比で比べると、増加したサービス業(他に分類されないもの)は90人で291・3%(67人)増。
一方、減少した製造業は18人で40%(12人)減、卸売・小売業11人で67・6%(23人)減、宿泊・飲食サービス業46人で48・9%(44人)減、生活関連サービス・娯楽業15人で34・8%(8人)減となっている。
新規求職申込件数は230件で、前年同月比8・7%(22件)減と2カ月ぶりに減少した。
就職件数は112件で、前年同月比9・7%(12件)減と4カ月連続の減少となった。