商品券に長蛇の列/「普通プレミアム」完売
きょうも「E3」など販売
「美ぎ島宮古島プレミアム商品券」の第2回販売会が5日、市役所平良庁舎で2日間の日程で始まった。会場の平良庁舎には早朝から多くの市民が詰め掛け、販売開始の午前9時には長蛇の列となった。予想を上回る来場者に販売する宮古島商工会議所では受付時間を10分早めて対応した。午後1時30分には「普通商品券」1万2000組が完売した。一方で、強い日差しが照りつける中、長時間待たされた市民から不満の声も聞かれた。
今回の販売時間は、時間は午前9時から午後3時まで。1人1名分まで代理購入できる普通商品券は、1万2000組が完売した。
佐良浜から来た60代の女性は「きょうは早起きして平良まで急いできた。商品券が購入できてうれしいし、ほっとしている」と話した。
販売開始時間の午前9時に訪れた50代の男性は「まさかこんなに並んでいるとは思わなかったのでびっくりしている。買えるかどうか心配になってきた」と笑いながら列の最後尾に並んだ。
プレミアム商品券は▽普通▽E3▽指定特産品▽多子世帯-の4種類。普通は500円券13枚つづり6500円分を1組5000円で販売、E3と多子世帯は500円券14枚7000円分を1組5000円で、指定特産品は1000円券14枚1万4000円分を1組1万円で販売している。
普通商品券の購入限度額は1人8万円分まで拡大。すでに前回購入限度額3万円を購入済みの市民は新たに5万円分まで購入することができた。
E3券は購入限度額を撤廃。多子世帯券と指定特産品券は、これまで通りの限度で販売している。
きょう6日は、E3券が約800冊、多子世帯券が54冊、指定特産品券147冊が販売される。
午前8時50分に来て購入までに4時間30分並んだという男性は「暑い中こんなに長時間待たせているので、受け入れ態勢にも問題があると思う」と苦言を呈した。