「安全な水届けてね」
みつば保育園が募金を寄付/郵便局に託す
発展途上の国々に安全な水を届けるために井戸を贈る運動を展開しているみつば保育園(島尻末子園長)の園児代表10人が7日、平良西里郵便局(与那覇寛信局長)を訪ね、園児たちが夏の間に手作りの募金箱で集めた善意の募金を「アジア協会アジア友の会」に振り込むよう託した。
贈呈式では、4歳の園児たちが「お水が無くて困っているお友達のために私たちのお金を届けてください。よろしくお願いします」と大きな声であいさつし、募金を与那覇局長に手渡した。
募金を受け取った与那覇局長は「皆さんがおやつを我慢して集めた募金はしっかり届けます。皆さんの気持ちは募金を受け取ったアジアの子供たちにきっと届くと思います」と述べた。
同園が毎年実施しているこの募金活動は、1984(昭和59)年から始まり、今年で32年目。水が無くて困っている友達が世界にいることに気づき、親子で世界に目を向け、助け合う豊かな心を育てることなどを目的に実施している。
同園では普段水を使い、水と戯れ、心地よい活動を体験するこの時期に合わせて「渇くアジアと世界に水を!」に賛同して飲み水が無く困っているアジアの子供たちのために夏休み期間中、募金活動を展開した。