教育・文化
2015年9月9日(水)9:03
帆走操船技術学ぶ/宮総実
カッターで平良-佐良浜往復
宮古総合実業高校(具志堅三男校長)海洋科学科3年生によるカッター帆走訓練実習が8日、パイナガマビーチ-佐良浜漁港間で行われた。生徒19人が往復約15㌔をこいで帆走操船技術を学んだ。
海洋科学科では1年生時から総合学習の授業などでカッター漕艇訓練を行っていて、今回の訓練はその総まとめとして実施された。
スタート前にパイナガマビーチに隣接する同校艇庫前で出帆式が行われ、具志堅校長が「日ごろ学習した成果を発揮して大海原へ航海してほしい」と生徒を激励。生徒を代表して艇長の羽地優斗君が「これまでの訓練でうまくできなかった部分もあったが、今回はいつも以上に気合いを入れ、安全航海を第一として頑張りたい」と抱負を語った。
出帆式終了後、カッターに乗り込んだ生徒たちは装備の準備、確認をした後、出航。支援船の伴走を受けながらパイナガマビーチから佐良浜漁港までの往復を、同漁港での休憩をはさみ、みんなで力を合わせてこぎ切った。