前期並み30万㌧見込む/15-16年期キビ生産量
株出し面積40%に拡大/10㌃当たり収量6.5㌧予測
市(下地敏彦市長)は9日までに2015-16期サトウキビ生産量(第1回見込み)をまとめた。それによると、総合生産量は前期並みの30万㌧余を見込んでいる。生産農家らは「今後気象条件に恵まれた場合は、収量は増えるだろう」と期待を寄せている。
地域別では、平良地区が8万6791㌧、城辺地区9万3324㌧、下地地区3万9210㌧、上野地区3万315㌧、伊良部地区5万8546㌧と予想している。
全体の収穫面積は4812㌶。内訳では平良地区1315㌶、城辺地区1534㌶、下地地区588㌶、上野地区466㌶、伊良部地区911㌶。各地区の収量面積に対する10㌃当たりの収量は6・5㌧前後を予測。
全収穫面積4812㌶のうち、夏植えが2640㌶で全体の55%を占めている。株出しは1904㌶で全体の40%を占め、今後とも面積は拡大するものと思われる。株出し面積は昨年の第1回見込みでは37・4%を推移しており、今回は2・6ポイント拡大している。
植え付け体系別の生産見込み量は、夏植えが最も多く19万9832㌧(10㌃当たり収量7・5㌧)、株出し9万4746㌧(同5㌧)、春植え1万3606㌧(同)。