イヌマキなど無料配布/「下水道の日」普及キャンペーン
第55回「下水道の日」(毎年9月10日)にちなんで市(下地敏彦市長)は10日、市内の大型スーパー前で下水道普及キャンペーンを実施した。県、市の関係者など約20人が参加。買い物客らに、下水道の役割や重要性が印刷されたリーフレット、イヌマキ(方言名キヤーギ)の苗木100本、バイオ活性液(50本)EM菌(げんきハウス提供)、下水道関連グッズを無料配布しアピールした。
推進標語は「忘れない 暮らしの下に 下水道」。今年3月末現在の市公共下水道整備状況によとる、中心市街地の処理(利用可能)人口が8616人、水洗化(利用)人口6123人で、水洗化率(接続率)71・1%。
下地市長(代読)は「本市の下水道事業、生活環境の改善、生活雑排水による周辺海域の汚濁防止に寄与することを目的に計画が策定されている。中心市街地839㌶を事業計画区域とし、現在415㌶の事業認可を受け下水道整備を進めている」述べ、資源管理型社会構築に向け、決意を新たにした。
「下水道の日」は、1961(昭和36)年に「全国下水道促進デー」としてスタート。2001(平成13)年より親しみのある名称として現在の「下水道の日」と変更された。