「ぶたはしゃべる」覚えてね/東小で自転車安全教室
正しい乗り方とルール紹介
東小学校(下地政昭校長)で11日、全校児童を対象にした「自転車安全教室」が行われた。講師の宮古島署交通課の具志堅芳樹警部補は、自転車に乗る上での注意点を紹介し、自転車の安全点検するときの語呂合わせ「ぶたはしゃべる」の徹底を呼び掛けた。
「ぶたはしゃべる」の「ぶ」はブレーキ、「た」=タイヤ、「は」=ハンドル、「しゃ」=車体、「べる」=ベル。
具志堅警部補は「この注意点をしっかり守り、交通ルールを守って、スピードを出さずに安全運転を心がけてほしい」と呼び掛けた。
実施指導では、自転車の正しい乗り方と交差点や十字路での注意点を紹介した。
十字路では、いったん停止して左右を良く確認して進むことが事故防止につながることが説明された。
さらに、無灯火の自転車による人身事故では過去に3000万円以上の賠償金を支払うことになった事例があることも紹介された。
これまでは同校では、幼稚園児と1年生を対象に毎年、交通安全教室を開催してきたが今年は夏休み期間中から自転車事故が多発していることを受け、全校生徒を対象に自転車安全教室を実施することになった。