池田、砂川君が特別賞/宮古工業高校
ものづくり競技大会で初
宮古工業高校(伊志嶺秀行校長)で15日、同校電気情報科3年の池田秀平君と砂川祐弥君がものづくり競技大会で職業能力開発総合大学校長特別賞を受賞したと伊志嶺校長に報告した。この特別賞受賞は同校では初めて。
池田君と砂川君は7月28、29日に山形県で行われた第10回若年者ものづくり競技大会ロボットソフト組み込み職種(主催・中央職業能力開発協会)で、3課題に挑戦し、入賞は逃したものの、特別賞を受賞した。
競技は当日公表される3課題をクリアするプログラムを各課題80分以内に組み、パソコンから指示を飛ばし自走する直径約35㌢の円形ロボットを操作する。
池田君は「2年連続して参加した。課題の難易度が上がって戸惑った。仲間とのコミュニケーションの大切さを実感した」。また砂川君は「レベルが上がったり、付け加える器具の種類も変わっていたので、戸惑ったけれど賞がもらえて良かった」とそれぞれ感想を述べた。伊志嶺校長は「皆さんが参加して、一生懸命頑張ったことが審査員に伝わったと思う。物作りは人づくりともいう。これを機に、物作りを通して人間的にも成長してほしい」と話した。
競技は障害物を避けて、の移動や、ブロックの高さを測ってブロックを高さごとに指定された場所に定められた場所に移動、色とパターンで出されている指示をロボットのカメラで読み取り、それにしたがってブロックを定められた場所に移動する-の3課題で行われた。