教育・文化
2015年9月22日(火)9:06
塩川で正日盛大に/多良間八月踊り
きょう「別れ」で幕
【多良間】伝統の豊年祭「八月踊り」は21日、20日の仲筋地区の「正日」に続いて塩川地区のピトゥマタ御願所で正日が盛大に行われた。出演者らは、レベルの高い芸能を披露。大勢の観客らは、大きな拍手を送り、心行くまで満喫した。
演目のクライマックスは組踊「忠臣公之組(忠臣身替)」。忠臣「亀千代」が忠節を尽くし、義理と人情をからめた仇討ち物語。出演者らは、深い悲しみの演技や気迫のこもった演技を繰り広げた。
組踊の合間には、二才踊りや狂言、端踊りなどが演じられ、観客らは感動と笑いに包まれていた。
児童・生徒たちが日頃の練習の成果を発揮し、例年以上に盛り上げた。
祭り最終日のきょう22日は、仲筋・塩川両地区とも「別れ」と称し、正日に演じた全演目を再び披露する。祭りは最高潮に達し、幕を閉じる。