海面に浮かぶ方法学ぶ/砂川中1年生
海保署員が指導、着衣泳法研修
砂川中学校の安全・環境教室(主催・同中1学年PTA)が22日、1年生17人を対象に、城辺のインギャーマリンガーデンで行われた。宮古島海上保安署(山本雅司署長)の巡視船「みやこ」の乗組員ら10人が生徒たちに着衣泳法などを指導した。
1学年PTAの津波古昌邦会長は「溺れたときに、浮いて待てというのを知って、子供たちに是非伝えておこうと考えて実施した」と話した。
着衣泳法は二人一組になり、海保署員が用意した空のペットボトルを使用して、着衣のまま仰向けで海面に浮かぶ訓練をした。また、道具を使わず、体を「大の字」にして5分間浮かぶ訓練も行った。
シュノーケルの基本的な使用法も学び、シュノーケリング中は泳いでいる前方の魚などを観察すること。自分の下や足の方を見ようとすると、シュノーケルの先端が水に浸かってしまうので危険など基本的なことを学んだ。
生徒たちは心肺蘇生法やうみの危険生物などについて説明を受けた。心肺蘇生法は生徒全員が海保署員の指導で実際に心臓マッサージを体験した。
海の危険生物については、ハブクラゲやオニヒトデなどに注意することや、万が一刺された時の応急処置を学んだ。