濱川さん(伊良部支部)最優秀/市老ク連など
高齢者の事故防止図る/交通安全意見発表大会
第8回高齢者交通安全意見発表大会(主催・市老人クラブ連合会、宮古島署、地区交通安全協会)が27日、平良老人福祉センターで行われた。老ク連の5支部から代表が一人ずつ参加した。高齢者の交通安全を目的として、それぞれが意見を発表。伊良部支部の濱川恵子さんが「交通安全とは、安全とは、そして今自転車は」と題して発表し、最優秀に選ばれた。
濱川さんは「選ばれてとてもうれしい。子供たちは自転車を買ってもらってうれしくて、13歳未満なのにヘルメットをかぶらなかったり、飛び出したりすることが、気になっていた。免許証更新のときの教本に自転車のことがたくさん書かれていたので、これを中心に発表した」と受賞の喜びを語った。
意見発表に先立ち、宮古島署の瑞慶山力署長は「宮古島市は高齢者の比率が高く、免許の保有率も15%と県平均の8%を大きく上回っている。きょうの意見発表を通して、一件でも交通事故がなくなるように願っている」とあいさつした。
同大会は高齢者を取り巻く交通問題を自ら考え、交通安全に対する意見発表を実施することで、自覚を促し、交通安全思想の普及・高揚と高齢者の事故防止を図ることなどを目的に開催された。