藤枝市でコラボ商品大好評/岡村代表らが市に報告
海洋深層水と宮古島産海ブドウ
静岡県藤枝市の西光エンジニアリングの岡村邦康代表と市内の海ぶどう本舗「やす家」の宮國泰男代表が30日、市役所平良庁舎を訪ね、長濱政治副市長を表敬訪問した。岡村代表は「宮古産の海ブドウを静岡県駿河湾の海洋深層水で中間養生し、出荷した商品が大好評である。市民権を得たヒット商品です」と太鼓判を押し、長濱副市長を喜ばせた。
藤枝市と宮古島市は2011年10月、友好都市を提携し、双方が人的・物的・情報交流を深めている。民間レベルの交流では、西光エンジニアリングが宮古島産の海ブドウの取引を実施。今年7月から海洋深層水で海ブドウを中間養生し、50㌘パック入りの商品を出荷した。消費市場での1パック定価は500円。1週間で合計60㌔の商品完売が今なお続いている。これまで以上に賞味期限が伸び、高い品質維持が消費者ニーズに応えた。
長濱副市長は「海洋深層水と海ブドウのコラボでヒット商品となり、大変良かった。関西・関東市場への出荷見通しが明るい」と笑顔で展望した。
藤枝市ではこのほど、民間レベルで「藤枝・宮古島の経済交流を進める会」(仮称)が立ち上げられた。今後、宮古島市でも民間レベルの組織を発足させる見通し。その後、二つの組織名称は新たな名称に統合され、双方の交流活動が本格的に活発化する。
長濱副市長と岡村代表は、高校生同士の交流やゴルフコンペなどの案で意見を交わした。