10年の節目盛大に祝う/宮古島市市制施行10周年記念
多くの関係者集い祝賀会
宮古島市市制施行10周年記念祝賀会が1日、市内のホテルで行われた。多くの関係者らが集い、宮古島市の姉妹都市、岡山県津山市の宮地昭範市長の音頭で乾杯し、10周年の節目を祝った。会は島袋本流紫の会の前泊博美さんの宮古トーガニで幕開を開けた。福嶺中学校の生徒が息のあったドラムパフォーマンスを元気に披露したほか、琉球國まつり太鼓宮古支部の勇壮な演舞、宮高ダンス部の躍動的なダンスなどの余興に会場からは大きな拍手が湧いていた。
下地敏彦市長は「式典で、みやこ少年少女合唱団とKiroroが合唱した『帰る場所』を聞いて、帰るところがあるということは素晴らしいことだと思う。島出身の皆さんが『帰るところは素晴らしい宮古島』を目指して、これからも頑張っていく。きょうは最後まで楽しんでほしい」をとあいさつした。
西銘恒三郎総務副大臣は「政府で地方を元気にする役割の仕事をしている。宮古島市の下地市長のリーダーシップによる街、地域づくりは地方創世の模範となると自信を持っている」と祝辞を述べた。
下地幹郎衆議院議員は「夢のある元気な宮古島を私たちは育て、次の世代につないでいきましょう」とあいさつした。
姉妹都市締結50周年を迎えたハワイ州マウイ郡のアラン・アラカワ郡長が「この社会の、沖縄のリーダーの皆さんに、合併して一つの市になることを決断したことに敬意を表する」とあいさつした。
沖縄銀行が宮古島市のキャラクター「みーや」のモニュメントを贈呈し、玉城義昭頭取と下地市長が除幕した。このモニュメントは市役所に置かれる予定。