清水さん(平良3年)が最優秀/中学英語スピーチコン
プレゼンに久松3年チーム/スキットは福嶺1・2年
第8回宮古地区中学校英語スピーチ・スキット(寸劇)コンテスト(主催・宮古地区英語教育研究会)が1日、県宮古合同庁舎講堂で開かれた。スピーチ、プレゼンテーション、スキットの3部門で9人と7組が練習成果を発表した。審査の結果、スピーチ部門は平良3年の清水海歩さん、プレゼンテーションの部は久松3年チーム、スキットの部は福嶺1・2年チームが最優秀賞を獲得した。
昨年からプレゼンテーション・スキットの部が創設された同大会に今年はスピーチの部に9人、プレゼンテーションの部3組、スキットの部4組が出場した。
スピーチの部では「我を知る」をテーマに、演奏会のため来島していたドイツ人の子供との会話を通じて、自分の考えを持つ大切さを学んだことを発表した清水さんが最優秀賞に輝いた。優秀賞は「自分の成長のために」を発表した下地2年の久保音花さんと、「『普通』って何ですか?」を発表した西辺3年の林まきさんが受賞した。最優秀、優秀賞の3人は今月12日に行われる高円宮杯全日本中学校英語弁論大会県予選大会へ出場する。
清水さんは「今までのベストの発表ができた。人とコミュニケーションをする時には自分の意見を知っていることが大事ということを伝えたかった。今回、緊張して話すスピードが少し早くなったりしたので、そこを見直し、県予選でも上位を目指したい」と喜びと抱負を述べた。
プレゼンテーションの部では、「外国人観光客に優しい島づくりのために」と題し発表した久松3年の香村真衣さん、下地玲南さん、新城茉夏さん、下地美玖さんチームが最優秀賞を受賞した。新城さんは「練習の時から最優秀を狙っていたので選ばれてうれしい。今までの中のベストパフォーマンスができた。聞いている人に緊張感を与えないよう笑顔でいることを心掛けた」と振り返った。
スキットの部は、人間と仲良くなりたい赤鬼のために青鬼が協力する「泣いた赤鬼」の物語を現代風にアレンジした「赤鬼と青鬼」を披露した福嶺1年の池間幹君と平安光希君、同2年の砂川英里香さんと松原海人君の同校1・2年生全生徒4人組が最優秀賞を得た。池間君と平安君は「最優秀に選ばれうれしい。声を大きく出すことができたところが良かったと思う。来年は連覇を狙いたい」と笑顔で語った。