世界に宮古島発信/カギマナフラ
ギネスから認定証
世界記録樹立に参加者からは「良かった」「良い思い出になった」などの喜びの声が聞かれた。
ギネス記録の審査発表は、悪天候でフラダンスを踊った伊良部大橋からトゥリバー海浜公園に移動して行われることとなった。同公園では激しい雨が降る中で、世界記録樹立が参加者や関係者に知らされると会場は歓喜に包まれた。
世界記録樹立に向けたギネス公式認定については、参加者がフラダンスの衣装で踊り、振り付け通りの踊りで、全体での踊りが5分以上を条件としていた。
記録樹立について、ギネス世界記録公式認定員のマクミラン舞さんは「衣装が指定されたものでなかったり、踊りが周囲と合っていないなどで失格の人もいたがこれまでの記録を超える1509人の踊りが認められて、世界記録が樹立された」と述べた。
伊良部大橋を会場にしたギネス挑戦については「挑戦の最中も参加者の様子を見たが皆さん上手に踊っていたと思う。景色がとてもよくて海とフラを踊る皆さんはとても良いイメージだった」と話した。
舞さんによると、最新の世界一の記録集となる書籍「ギネス世界記録2016」は、すでに今年の9月10日に発売となっていることから、今回の記録樹立は来年発売の書籍で掲載される予定となっている。
感動の瞬間に立ち会った下地敏彦市長は「ある意味では、10周年記念イベントのメーンイベントだったと思う。達成してほっとしているし、実際にあんなに多くの人が伊良部大橋で一つになって踊るのを見るのは壮観だった」と笑顔になった。
歓喜に包まれたトゥリバー海浜公園では、参加者たちが記念撮影をしたり、笑顔で互いの頑張りをたたえ合うなど交流を深めていた。