市民文化祭10月16日開幕
10回の節目で内容充実
宮古島市と市文化協会などは5日、市平良庁舎で合同記者会見を開き、「第10回市民総合文化祭」の日程を発表した。オープニングセレモニーは初日の10月16日の午前9時に市中央公民館で行う。10部門の展示は同16~21日の6日間、午前9時から午後5時(公民館は19日休館)まで行われる。
また、18日は午後4時から同公民館大ホールで盆栽部門と写真部門の表彰式が行われる。
郷土史部門としては、10月17日に「戦後70年と宮古~次世代の宮古を考える~」をテーマに働く女性の家で、午後2時からフォーラムを開催。さらに18日には戦跡巡りも予定している。
舞台発表は、音楽祭のⅠ部が11月29日の午後3時から、Ⅱ部が来年1月16日の午後6時からそれぞれマティダ市民劇場で開催される。
こどもシアターは11月29日に「九州人形劇フェスティバル宮古島大会」として、下地農村環境改善センターで午前10時30分に開演する。
芸能祭は、来年1月24日にマティダ市民劇場で開催。時間は午後6時開場、同6時30分開演となっている。
芸術劇場は来年3月26日にマティダ市民劇場で開催を予定している。
下地敏彦市長は「節目となる10回目の文化祭なのでこれまで以上に力を入れて市民の協力を得ながら素晴らしい文化祭にしていこう」と呼び掛けた。
文化協会の大城裕子会長も「宮古島市が誕生して10年。今年はこれまで以上にバージョンアップしていきたい。多くの市民が会場に訪れて新たな文化の扉を開く内容にしていきたい」とあいさつした。
そのほかにも児童・生徒の部は、展示部門が10月24、25日の両日に市中央公民館で、発表部門(音楽祭)が11月1日にマティダ市民劇場。郷土の民話お話大会が11月7日に市中央公民館でそれぞれ開催される。
10回目となる今回の文化祭のテーマは「風土・魂・誇る-創造する市民の文化-」。