320人がスコア競う/本紙創刊60周年記念親睦ゴルフ
一般は友利さん初優勝/4部門で練習成果発揮
宮古毎日新聞創刊60周年記念、第18回宮古毎日親睦ゴルフ大会(主催・宮古毎日新聞社、主管・宮古ゴルフ連盟、特別協賛・日本トランスオーシャン航空)は4日、エメラルドコーストゴルフリンクス(下地与那覇)と、シギラベイカントリークラブ(上野新里)の両ゴルフ場で開かれた。石垣などを含む島内外から約320人のゴルフ愛好者が出場。真夏を思わせる強い日差しの下、各部門に分かれて日ごろの練習成果を競った。188人が出場した一般の部は友利周さんが初出場で初優勝を果たした。
56人が参加したミッドグランドシニアの部は平良勝之さんが初制覇、55人で争ったシニアの部は与那覇善裕さん、17人で競ったレディースの部は玉元恵子さんがそれぞれ優勝した。
この日は晴れ間が広がり、気温がぐんぐんと上昇。最高気温は30・6度となり、照りつける太陽が参加者を苦しめた。
そんな暑さの中、参加者たちは気の合う仲間たちと一緒にプレーを満喫、時折感じる海風を受けながら、伸び伸びとクラブを振りスコアを競い合った。
表彰式と懇親会は同日夜、JAおきなわ宮古地区本部2階大ホールで行われた。
主催者を代表してあいさつした平良覚社長は、「秋のさわやかな天候に恵まれ、楽しいゴルフができたものと思う」と述べ、参加者の健康増進を期待するとともに互いの交流を呼び掛けた。
平良社長はまた、本紙が創刊60周年を迎えたことやスポーツ、文化など11の主催事業を実施していることを紹介した上で「主催事業は参加する皆さんがいてこそ成り立つ。日ごろは読者として、広告主として本紙を支えてくれて感謝している」と話し、今後ともさらなる支援を呼び掛けた。
八重山毎日新聞社取締役で社長室の垣本徳一室長、宮古島ゴルフ協会の安谷屋政秀会長が、ゴルフ愛好者の底辺拡大、技術向上などに期待を込めて乾杯の音頭を取った。
表彰式では、各部門の上位3位までに賞状とトロフィーが贈られたほか「ドラコン」「ニアピン」などの特別表彰も行われた。
引き続き行われた抽選会では、シギラベイサイドスイートアラマンダ(上野新里)のペア宿泊券(10万円相当)やノートパソコン、自転車、宮古-那覇、宮古-東京往復航空券などの豪華賞品が準備され、当たり番号が発表されるたびに大きな歓声で盛り上がった。
同大会は本紙創刊(1955年9月19日)を記念し、1998年に「宮古毎日新聞杯先島親善ゴルフ大会」としてスタート。第6回大会から、親睦をメーンに誰でも参加できる大会にしようと現在の名称に変更した。