15日までに市が資料提出/ごみ残存問題調査特別委
今後の日程など確認
不法投棄ごみ残存問題の全容解明を目指す市議会の「調査特別委員会」の第2回会合が6日、市役所平良庁舎で行われ、今後の調査の進め方や日程について確認した。委員からは、「まずは事実関係を把握する必要がある」「正しい情報を当局に求めるべき」などの意見が出された。今後は環境衛生課が現在、作成中の報告資料が15日までに同委員会に提出され、それを受けて第3回会合が今月19日に開催される。
亀濱玲子氏は「この委員会で調査すべき事項について、皆さんは何を想定しているのか」と投げ掛けた。
これに対して垣花健志氏は「この特別委設置の議案を提案した平良隆議員は質疑の中で『すべてのことをやりたい。場合によっては司法に委ねることもありうるのではないか』とも言っているので、調べて出てくる問題について我々も市民も納得するまできちんと調査していくことが共通認識だと思う」と述べ、それに対しての異論は出なかった。
そのほかにも、担当部長や副市長、市長を参考人招致することについては、一般質問でも長濱政治副市長がほとんどを答弁していたことから、その責任上からも必要に応じて招致することが確認された。
同委員会では同問題についての調査報告書を11月末ごろまでには作成する予定であることから、今後は週に複数回の委員会開催も念頭に、調査を行っていくとしている。
次回の第3回会合では、示された報告資料について担当者が委員に説明するほか、同問題の調査を項目別でやるのか、時系列的に調査していくのかについても確認するとしている。