那覇-宮古の増便を
JTA、ANAへ要請/宮古島市、議会商工会議所など
宮古島市、市議会、宮古島商工会議所、宮古島観光協会は8日に全日空(ANA、本社・東京、篠辺修社長)と商船三井客船(本社・東京、小林求社長)、9日には日本トランスオーシャン航空(JTA、本社・那覇、丸川潔社長)の本社を訪れ、JTAとANAには那覇-宮古路線の増便などを、商船三井客船に対してはクルーズ船の定期寄港を要請した。
宮古からの要請団は、長濱政治副市長、真栄城徳彦市議会議長、下地義治商工会議所会頭、平良勝之観光協会副会長の4人で、県宮古事務所の久貝富一所長も同行した。
JTA本社を訪れた一行は丸川社長に対し、観光客の増加に伴い繁忙期を過ぎてもほぼ満席の状態が続き、市民の往来に影響が及んでいる那覇-宮古路線の拡充を要請した。
ANA本社では、今年6月から9月までの期間限定で運航された関西-宮古直行便の継続就航と、新たな主要都市からの直行便の開設、那覇-宮古路線の拡充で協力を求める要請書を篠辺社長宛てに提出した。
来年4月に「にっぽん丸」で宮古島を含む沖縄を巡るクルーズを実施する商船三井客船本社にはクルーズ船の宮古島への定期寄港を要請する文書を小林社長宛てに提出した。