東小にろうきん文庫贈呈/宮古地区推進委
読書意欲かき立てる51冊
沖縄県労働金庫宮古支店(荷川取正順支店長)の加入会員や団体などで構成する「ろうきん宮古地区推進委員会」(長田佑介委員長)は13日、東小学校(下地政昭校長)に図書51冊を贈呈した。長田委員長は「多くの児童に読んでもらいたい」と呼び掛けた。
読書週間(10月27日~11月9日)を前に、宮古の小学校を対象に毎年行われている。1990年に始まり、今年で26回目。昨年から2巡目に入り、東小へは94年に続き2度目となる。
贈呈式が校長室であり、児童会長の根間梨結さん(6年)は「東小の児童は本が大好きで、図書館から月に10冊以上借りています。本が来るのを楽しみにしていました。感謝します」と喜びを表した。
この日贈呈された本は、徳川家康や坂本龍馬、西郷隆盛、野口英世など歴史上の偉大な人物の伝記や、元ヤンキースの松井秀喜選手などスポーツ選手の活躍を記した本など、読書意欲をかき立てるものばかり。
下地校長は「今月から読書旬間が始まった。児童たちはワクワクしながら読んでくれると思う」と感謝した。
贈呈式には長田委員長をはじめ、湧川治輝理事、荷川取支店長が出席した。