きょう市民文化祭開幕
2会場で充実した展示/市長賞(盆栽)は新城さん作品
市制施行10周年記念事業の第10回宮古島市民総合文化祭(主催・市、市教育委、市文化協会)が16日から、市中央公民館と市伝統工芸センターの2会場で開幕する。21日まで(市中央公民館は19日は休館)。主催者は多くの来場を呼び掛けている。開幕に先立ち、盆栽展の審査会が15日、市中央公民館で行われ、新城武一郎さんのハマシタンが市長賞に選ばれた。
オープニングセレモニーは午前9時から市中央公民館で行われる。書道、写真展など10部門の展示は休館を除き21日まで。盆栽と華道は18日までの3日間。
市文化協会の大城裕子会長は「10周年で、これまでの実績と経験を生かして取り組んだ充実した内容になっている。会場も市伝統工芸品センターとの2会場。多くの市民、特に子供たちの感性を育むためにも、両会場に来場し、鑑賞してほしい」と呼び掛けている。
市中央公民館と伝統工芸品センター間は無料の送迎車も用意されている。
発表部門はこどもシアターが11月29日に下地農村環境改善センター、音楽祭Ⅰ部が午後6時からマティダ市民劇場を皮切りに、音楽祭Ⅱ部が来年1月16日、芸能祭が1月24日、芸術劇場が3月26日にそれぞれマティダ市民劇場で行われる予定。
展示部門の「盆栽展」審査会と結果発表が15日、市中央公民館で行われた。各賞の受賞者は次の通り。(敬称略)※カッコ内は樹種名。
市長賞=新城武一郎(ハマシタン)▽議会議長賞=下地徹(ガジュマル)▽教育長賞=池原一美(オオハマボウ)文化協会長賞=池原健二(ガジュマル)▽奨励賞=与那覇実(ハマシタン)、高江洲仁希(三点飾り)、高江洲修(ガジュマル)▽特別賞=砂川博一(小品棚飾り)