伊良部大橋での走り満喫/エコマラソン
仲間がフル2連覇/女子は石川(宮古)制す
第6回エコアイランド宮古島マラソン(主催・同実行委員会)は18日、市陸上競技場を発着(10㌔は伊良部大橋の伊良部側スタート)で行われ、男子フル(42・195㌔)は、仲間孝大(那覇市)が2時間37分6秒で2連覇を達成。同女子は石川敦子(宮古島市)が3時間31分59秒で制した。3部門に計2167人が出場。
今回からコースになった伊良部大橋からの雄大な景色を見ながらゴール目指した。全体の完走率は90・63%だった。
また、「日本一長い無料の橋『伊良部大橋』を体感しよう」とのキャッチフレーズを掲げ、各部のコースに伊良部大橋を組み込んだ。
この日は曇り空で時折、小雨が降るあいにくの天気。伊良部大橋では強風が吹くなど、最後まで選手たちを苦しめた。
沿道では市民らが「ワイドー」の声援で後押し。エイドステーションでは、飲み物や果物などを準備し選手たちをゴールまで導いた。
大会には県内外から、マラソン愛好家がエントリー。年代も幅広く10代~80代までが参加し、秋の宮古路を駆け抜けた。
広島県から参加しフルを完走した小畑真也さんは「去年は来間大橋だけだったが、今年は伊良部大橋を走れるのが楽しみだった。とても気持ち良かったが、向かい風が強く苦しかった。サトウキビの風景の中を走れて楽しかった」と笑顔。那覇市在住で宮古島市出身の福原珠美さんと夫の洋さんは、結婚10周年を記念して10㌔に挑戦。「風がとても強くてきつかったけど、2人で完走できて楽しかった。良い思い出になった」と喜んだ。