トライ「完走目指す」/光の村養護学校
生徒15人 太鼓たたき意気込み
卒業旅行のため宮古島を訪れている光の村養護学校の生徒15人が19日、市役所平良庁舎を訪問し、歌や和太鼓演奏を披露した。生徒は20日からトライアスロンに挑戦。4月に開催された全日本宮古島大会と同じコースで限界に挑む。
同校の土佐自然学園(高知県)と秩父自然学園(埼玉県)の生徒15人は18日に来島。トライ挑戦は20日にスイム(3㌔)、21日にバイク(157㌔)、22日にラン(42・195㌔)に挑んで完走を目指す。トライアスロンをメーンとする同校の卒業旅行は26回目。
生徒たちは19日午前に市役所を訪問。下地敏彦市長らが出迎えた。
秩父自然学園の小峯淳学校長は「入学以来、ここ宮古島でのトライアスロンを目標にして頑張ってきたメンバーです。協力、応援をお願いします」と話した。
この後、生徒たちが「この1年間、トライアスロンに向けて練習に励んできました。1年間の成果を宮古島で発揮します。完走を目指します」と声を合わせて決意を表明した。
「島唄」を歌った後、勇壮な和太鼓演奏を披露。毎年温かく迎え入れてくれる関係者への感謝を込めた。
演奏後、下地市長は「見事な和太鼓だった。調和が取れた太鼓の響きは本当に素晴らしい。1年かけてトライアスロンの練習に励んできたと思う。全員の完走を祈っている」と述べ、3日間の奮闘を期待した。