分別解体・再資源化を確認/宮古土木事務所など
建築現場をパトロール
宮古土木事務所、宮古福祉保健所、宮古労働基準監督署の3者は21日、建設リサイクル法に基づき、宮古島管内で一斉パトロールを実施した。建設現場で、建設廃棄物の適正な分別解体・再資源化の取り組みをチェックした。
この日の午後1時現在、実施が決まっているパトロール現場は、スポーツ観光交流拠点施設建設工事(建築1工区)、カママ嶺公園テニスコート改修工事、カママ嶺公園駐車場整備工事の3カ所。
このうち、スポーツ観光交流拠点施設建設工事現場では、基礎工事現場とその周辺をパトロールした。
宮古合同庁舎前の出発式で、同事務所の小橋川透所長は「毎年5月、10月はリサイクル月間であることから、全国一斉に建設リサイクル法に係るパトロールが実施されることになっている」と述べた。
その上で「パトロールを実施することにより、分別解体などの適正な実施、再資源化などの適正な実施、建設業許可・解体工事業登録を受けた業者による施工、事前届出の周知など、建設リサイクル法の実効性を確保していく必要がある」と語り、工事現場では啓蒙を図ることに期待を込めた。