3500点の力作一堂に/市民文化祭
児童・生徒の部が開幕/子供たちの文化活動を披露
子供たちの文化活動を紹介する第10回宮古島市民総合文化祭児童・生徒の部(主催・宮古島市、市教育委員会、市文化協会)が24日、「創造する市民の文化」をテーマに市中央公民館で開幕した。県立宮古特別支援学校を含む市内の小中高校生の作品3479点が一堂に展示され、家族連れや友達と訪れ、賑わいを見せた。展示は25日まで。時間は午前9時から午後5時まで。
各部門の作品数は書道526点▽美術309点▽俳句1308点▽短歌531点▽作文106点▽詩173点▽一般工作・自由研究526点-。書道、美術は1階、文芸、自由研究は2階に部門ごとに展示されている。
「進む勇気」「新たな決意」など、力強い筆致で書いた書道や、今年開通した伊良部大橋、赤瓦の家が建つ街角などをクレパスや絵の具で描いた作品など、どれも児童生徒の力作が展示されている。
自由研究では伊良部大橋の交通量、工作では獅子頭や日本刀、船など楽しい作品が、訪れる人たちを楽しませていた。
発表部門の音楽祭は11月1日午後2時からマティダ市民劇場で開催される。表彰式は12月12日午後2時(開場午後1時)に市中央公民館大ホールで行われる。
児童・生徒の部は文化芸術の発表の機会を設け、次世代の文化の担い手を育むとともに、地域文化の伝承、発展に寄与することなどを目的に開催されている。