社会・全般
2015年10月25日(日)9:02
求められる意識改革/保育士研修会
齋木里奈さんが講話
市法人保育園連盟(砂川美恵子会長)主催の保育士研修会が24日、下地農村環境改善センターで行われた。こども保育環境研究所の企画事業推進本部次長の齋木里奈さんを講師に迎え「子ども・子育て支援制度から学ぶ」と題して実施された。研修では、地域の子どもたちが健やかに育成される環境整備などが必要とし、参加した保育士らは①社会から期待されていること②利用者意識を確認③活用につなげる④職員の意識改革⑤地域で必要とされていること-などを学んだ。
齋木さんは▽安心して結婚し、出産、子育てができる社会▽世界に開かれた活力ある社会▽バランスの取れた、持続的な人口増加社会-を県が目指すべき社会の姿として発表していることを挙げ「保育士は子育てをサポートしている仕事についていることに自信を持ってほしい」と呼び掛けた。
また「国や県が発表する情報は積極的に取りに行く必要がある」と強調し「自分のところにその情報が届くのを待っていると、届いた時点では古くなり、制度などは改正されているおそれがある」と話した。