教育・文化
2015年10月27日(火)9:02
豊作と無病息災願う/宮古神社で例大祭
宮古神社で26日、年に一度の祭礼行事「例大祭」が古式にのっとって行われた。参拝者らは、1年間の豊作と無事過ごせたことに感謝し、向こう1年間の五穀豊穣、無病息災、家内安全などを願った。洗練された舞踊が奉納され、行事に花を添えた。
快晴の下、同日午後2時から神事は始まり、太鼓の音が神殿、拝殿、境内に響いた。宮司が参拝者を清めるお祓い儀式や加護の祝詞奏上(のりとそうじょう)儀式などを執り行った。
久田流家元・久田流舞踊研究所の踊り手が豊年のあやぐ「大世栄」を舞った。あでやかな衣裳で着飾り、豊作を祝う実った稲穂を手に優雅に踊って奉納した。
次いで武ーDDOの力強い獅子舞、琉舞、日舞、歌謡がそれぞれ奉納された。
前日は、例大祭の前夜祭「宵宮祭」が行われ、琉舞や子供たちの太鼓演舞などが披露された。