県中学駅伝、きょう号砲/県内6地区50校が出場
開会式で必勝誓う/6年ぶり宮古開催
宮古島市では6年ぶりの開催となる県中学校駅伝競走大会がきょう7日に、県内6地区の代表校(男女各25校)が出場して秋の宮古路で行われる。6日には市総合体育館で開会式が行われ、県内各地区の予選を勝ち抜いた出場校が必勝を誓った。選手宣誓では、北中学校の下地大介君(3年)と平良璃温さん(同)が力強い選手宣誓を行い、地元開催での活躍に意気込みを示した。大会は市陸上競技場を発着点とする男子6区間(20㌔)、女子5区間(12㌔)で健脚を競う。
主催者あいさつで、県中学校体育連盟の山内一秀会長は「出場する皆さんには地区代表としての自信と誇りを持って、鍛えた走力と強い精神力を発揮して見応えのあるたすきリレーを展開してほしい。その姿は保護者、先生、地域住民に素晴らしい感動を与えると思う」と激励した。
選手宣誓で、下地君と平良さんは、これまで支えてくれた周囲への感謝の言葉を述べた上で「この宮古島を全力で走り抜き、仲間を信じて正々堂々、チームの熱い思いを出し切ることを誓う」と宣誓した。
また、生徒代表あいさつでは北中の伊志嶺元隆君(3年)が「大会に出場する選手一人一人が、自分に納得いく走りやチームの目標を達成できるよう宮古島のみんなで心から応援している」と述べた。
そのほか、県教育庁宮古教育事務所の田場秀樹所長、市教育委員会の宮國博教育長が歓迎のあいさつを行い、宮古島での熱いレースに期待を寄せた。
6年ぶりの宮古開催となる今回、宮古勢は全宮古中学校駅伝大会(10月25日開催)で上位5位に入った男女計10校が出場する。
男子は各校とも力がきっ抗しており、宮古代表校を含めた激しい優勝争いが展開される見込み。女子は地元1位の北が上位を狙う。
スタートは女子が午前10時、男子は午前11時10分。
この大会は、今月28日に熊本県で開催される九州大会の予選を兼ね、男女上位2校が派遣される。また、男女の優勝校は12月13日に山口県で開催される全国大会への出場が決定する。