05/02
2025
Fri
旧暦:4月5日 友引 辛 
スポーツ
2015年11月8日(日)9:04

北、ベスト尽くし準V/県中学駅伝

全員自己新マーク/「借りは九州で返す」


23年ぶりに宮古勢として九州大会出場を決めた北男子のメンバー=7日、市総合体育館

23年ぶりに宮古勢として九州大会出場を決めた北男子のメンバー=7日、市総合体育館

 「うれしさ半分、悔しさも半分」-。7日に開催された県中学駅伝男子の部で準優勝した北のメンバーは口をそろえた。地元優勝を狙っていただけにトップとの26秒差を悔やむ。それでもこの日の北はベストを尽くした。出場6人全員が自己新をマークし、総合成績は地区大会に比べて2分近く縮めて見せた。宮古勢としての準優勝は23年ぶりの快挙だ。「この借りは九州で返す」。28日の九州大会での雪辱を期す。



 北はレース前、3区で逆転して逃げ切るレースプランを立てていた。「アンカーに渡す時点で30秒の差があれば勝てる」(与那覇正人監督)と踏んでいた。


 1区の友利怜央は区間新の快走で2着に入り、チームに勢いを付けた。2区の宮里勇飛は順位を一つ落としたものの、区間5位の走りでたすきをつないだ。


 勝負の3区は主将の下地大介に託された。前を行く久松を交わすと、トップの宮里に迫った。狙い通りの逆転が期待されたが、僅かに届かず8秒差の2位でこの区間を終えた。


 北はその後も宮里を追走し、5区で一時は逆転したものの、最終区で引き離されて優勝を逃した。全員が自己新をマークしたが、あと一歩及ばなかった。
 与那覇監督は「選手全員が力を出し切った。1年のころから駅伝をやってきたメンバーであり、悔しさも半分あるが、準優勝することができてうれしい」と話した。その上で「相手の力が上だった。こればっかりは仕方がない」と宮里の走力の高さに脱帽だった。


 主将の下地は「この大舞台で自分たちの走りができたけど2位は悔しい」と唇をかんだ。「地元開催で優勝したかった。それを達成できなかった借りは九州大会で返したい。九州大会に向けて、チーム内での競争を激しくしながら練習に取り組みたい」と話した。


 6年ぶりの宮古島開催に沿道は沸いた。多くの市民が声援を送って選手の背中を後押し。北男子のメンバーも「応援があったから2位になれた」と話し、暑い中で声援を送り続けた市民に感謝を込めた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年5月1日(木)9:00
9:00

子どもは無料や半額

児童福祉週間で各施設   最大11連休となるゴールデンウイーク(GW)が始まっている。入域観光客数がコロナ禍以前に戻りつつある宮古島では多くの観光客が訪れ、各空港が混雑しているほか、島内各地の行楽地では観光客に加えて地元の家族連れなどでにぎわいを見せ…

2025年4月23日(水)9:00
9:00

多良間島、3部門で上位/マリンダイビング大賞

「初めて行きたいエリア」1位/スキューバダイビング専門ウェブサイト   【多良間】年間125万人が利用するスキューバダイビングの専門ウェブサイト「マリンダイビングWEB」が発表した「マリンダイビング大賞2024」の年間ランキングで、多良間・水納島が「…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!