宮古の里(一般級)が初優勝/本社杯軟式野球
成年級は大番総業連覇/還暦は沖之光サーペンツ
宮古毎日新聞創刊60周年記念の宮古毎日新聞杯第24回全宮古軟式野球大会は8日、宮古島市営球場で一般級、成年級、還暦級の決勝を行い、一般級は宮古の里が初優勝を飾った。成年級は大番総業が2連覇、新たに創設された還暦級は沖之光サーペンツが勝って初代優勝チームに輝いた。
今大会は、9月26日に開幕戦を迎えた。一般級に最多の51チーム、成年(40歳以上)級に24チーム、還暦級に5チームが出場して熱戦を繰り広げてきた。
一般級は前回準決勝で敗退した宮古の里が念願の初優勝を達成。最終回に見せた鮮やかな集中打でミスターOGを退けた。最終スコアは6-1だった。
宮里良和監督は「前回は準決勝で敗れて悔しい思いをした。この大会で、ようやくリベンジを果たすことができた。チーム全員で勝ち取った」と話した。
成年級は大番総業が安定感を発揮。初回に先制を許したものの三回と六回に2点を奪い、強豪ファミリー与那覇に4-1で勝った。
今年新設された還暦級は沖之光サーペンツの強さが際立った。三回から連続得点を挙げて漲水重機を相手に10-4の六回タイムコールドで優勝を決めた。
表彰式で宮古毎日新聞社の伊志嶺幹夫常務は「優勝したチームは、この大会で宮古一を勝ち取ったという誇りを持ってほしい。宮古毎日新聞社は今年で創刊60周年を迎えた。今後も伝統ある野球大会に力を入れていきたい」と述べた。