エスペランサ上野FC初優勝/本社杯サッカー
MVPに新里君ら3人/30チーム、300人参加
創刊60周年記念第23回宮古毎日新聞杯全宮古少年サッカー大会(主催・宮古毎日新聞社、主管・宮古サッカー協会)が7、8の2日間にわたって、30チーム約300人が参加して、城辺総合運動公園で行われた。最終日の8日は低中高学年の決勝トーナメントが行われた。低学年(小学1、2年)はマティダ東FC1、2A、中学年(同3、4年)はラソス久松が優勝。高学年(同5、6年)はエスペランサ上野FCがマティダ東FCを破り、初優勝を達成した。60周年記念大会にちなみ、2日間の試合で各学年で60点目をゴールした選手に創刊60周年記念特別賞が贈られた。
低学年は準々決勝から7試合、中高学年は準決勝からそれぞれ3試合が行われた。決勝は低学年がマティダ東FC1、2年Aと平良第一ミランの対戦になり、東FC1、2年Aが縦の突破力を生かし勝利を手にした。
中学年はラソス久松と宮古南ブルーズで決勝が行われ、安定した試合運びでラソス久松が勝利した。
高学年はエスペランサ上野FCとマティダ東FCで争われ、体格差をはねのけるスピードでエスペランサ上野FCが得点を重ね大会初優勝を果たした。
個人賞は最優秀選手賞(MVP)に各学年の優勝チームから1人選ばれ、エスペランサ上野FCの新里君ら3人が受賞。優秀選手には優勝チームから1人、準優勝チームから2人の9人が受賞した。
表彰・閉会式で宮古毎日新聞社の平良覚社長が1、2位と個人賞を受賞した選手に賞状とトロフィー、メダルを授与した。平良社長は「天候にも恵まれ、練習の成果が十分に発揮できたと思う。優勝したチームはおめでとう。残念ながらできなかったチームも来年の優勝を目標に翌日からの練習をがんばってほしい」とたたえ、激励した。
宮高サッカー部員が審判などで、2日間の大会運営を支えた。
◎個人賞
※カッコ内はチーム名
【最優秀選手賞】低学年=長嶺幸太▽中学年=西里澄和(ラソス久松)▽高学年=新里倖太
【優秀選手賞】低学年=下地叶夢(マティダ東FC1、2年A)、菅波涼平(平良第一ミラン)、新城憂之佑(同)▽中学年=中澤佑之介(ラソス久松)、宮平楓雅(宮古南ブルーズ)、洲鎌獅童(同)▽高学年=濱田星里(エスペランサ上野FC)、長嶺青空(マティダ東FC)、下地隆翔(同)
【創刊60周年記念特別賞】
低学年=高島まかい(プリメイロ久松)▽中学年=中澤佑之介(ラソス久松)▽高学年=砂川北斗(久松FC)
各学年優勝、準優勝チーム以外の24チームから各1人ずつに敢闘賞が贈られた。
試合の結果は次の通り。
◎低学年
【準々決勝】プリメイロ久松6-2宮古南FCキッズ▽マティダ東FC1、2年A7-5マティダ東FC1、2年B▽平一ミラン10-2ESP上野ちっちゃいモン’S
▽宮古北SCキッズ4-3宮古南FCコンサドーレ
【準決勝】マティダ東FC1、2年A11-1プリメイロ久松▽平一ミラン5-3宮古北SCキッズ
【決勝】マティダ東FC1、2年A4-2平一ミラン
優勝=マティダ東FC1、2年A▽準優勝=平一ミラン
◎中学年
【準決勝】宮古南FCブルーズ1-1(PK2-1)マティダ東FC3、4年A▽ラソス久松3-3(PK2-0)平良第一ガンバ
【決勝】ラソス久松4-1宮古南FCブルーズ
優勝=ラソス久松▽準優勝=宮古南FCブルーズ
◎高学年
【準決勝】マティダ東FC2-1宮古北SCA▽エスペランサ上野FC1-0久松FC
【決勝】エスペランサ上野FC4-2マティダ東FC
優勝=エスペランサ上野FC▽準優勝=マティダ東FC