大嶺君(上野中2年)海上保安協会長賞
全国の小中生を対象にした「第16回未来に残そう青い海・海上保安庁図画コンクール」(主催・同庁、後援・海上保安協会)の中央審査会がこのほど行われ、中学生の部で上野中2年の大嶺里王(りお)君(14)が全国2位に相当する海上保安協会長賞に輝いた。大嶺君は「入賞作品に選ばれるとは思っていなかったので、選ばれてうれしい。表彰式にはお父さんと一緒に参加する」と晴れ晴れとした表情で語った。
表彰式は12月4日午後3時から、那覇市の第十一管区海上保安部(那覇港湾合同庁舎5階会議室)で開かれる。
同コンクールは、将来を担う子どもたちに海洋環境について考える機会を設け、海への関心を高め、海洋環境保全思想の普及を図るのが目的で開催された。
「未来に残そう青い海」をテーマに作品を募集した結果、中学生の部の全国応募数は9030点で、過去5年間で最多応募。県内からは132点が応募されていた。
大嶺君は、きれいな海をイメージし、元気に暮らすウミガメや熱帯魚の群れのほかに宝石サンゴを描いた。
第十一管区内では、中学生の部で垣花拳太郎君(上野中3年)が海上保安協会沖縄地方本部長賞を受賞。小学生低学年の部で仲間友美さん(久松小1年)が海上保安友の会沖縄支部会長賞に選ばれた。
受賞作品は、イオン北谷店2階ハイビスカスプラザで、来月5~13日までの日程で展示される。