社会・全般
2015年11月15日(日)9:04
市民ら600人が見学/大型測量船「拓洋」を一般公開
海上保安庁の大型測量船「拓洋」(杉山敏彦船長)の一般公開が14日午後、平良港下崎埠頭(ふとう)で行われた。延べ585人の市民や親子連れが訪れ、にぎわった。市民らは同船の観測室や艦橋、搭載されている自律型潜水調査機器「ごんどう」などを見学した。船内の見学ポイントには同船乗員の海上保安官が立ち、それぞれの機器の役割などを説明した。
一般公開では小学生以下を対象にした、測量船「拓洋」クイズラリーも行われ、正解者には記念品が贈られた。
見学を終えた友利晃悠君(4)は「クイズがとても楽しかった。船が大きくてビックリした」。また長崎大毅君(久松小3年)は「『ごんどう』とか『じんべえ』(同船搭載艇)がかっこよかったので知りたかった。乗員の説明を聞いてよく分かった」と笑顔で話した。
「拓洋」は宮古島近海の調査を行っており、平良港が最も近いことから寄港。今年度初めての一般公開となった。