目指せ、九州上位入賞/北中男子駅伝部を激励
宮古で行われた県中学駅伝競走大会(7日開催)で2位に入った北中男子の九州大会出場壮行会が14日夕、同校体育館で開かれた。保護者や学校関係者ら大勢が参加し、上位入賞を期待した。下地大介キャプテンは「県大会よりレベルを上げた練習をしている」と話し、自己記録の更新に決意を示した。大会は28日に九州各県から計17校が出場し、熊本県天草市本渡運動公園を発着するコースで行われる。
壮行会で同校の宮国敏弘校長は中体連陸上で男女、総合の3本の優勝旗、駅伝では男女2本の優勝旗をそれぞれ獲得したことを報告。「これは中体連50年の歴史では史上初」と話し、その原動力を九州でも発揮してほしいとあいさつした。
宮古教育事務所の田場秀樹所長は、過酷な練習の継続や地元開催で市民に勇気と感動を与えたこと、選手たちが文武両道で活躍していることを紹介し「皆さんにはおめでとうより、ありがとうの言葉を掛けたい」と呼び掛けた。
宮國博教育長、伊志嶺吉作宮古地区中体連会長は「アララガマ魂を発揮し上位入賞を勝ち取ってほしい」と激励のあいさつを行った。
この後、選手たち九州大会への決意を述べ、会場から大きな拍手を受けた。
九州大会へは過去に西辺が2回出場しており、今回の北中を含め宮古地区からは2校目となる。