野村さんに賞状伝達/日本食品衛生協理事長表彰
長年の功績評価
先月行われた日本食品衛生協会の第55回食品衛生指導員全国大会で、同協会理事長表彰を受けた県食品衛生協会宮古支部の野村安志理事に対する表彰状の伝達式が16日、県宮古福祉保健所で行われた。同支部の砂川靖夫支部長や同保健所の山川宗貞所長らが出席し、野村さんの功績をたたえるとともにさらなる活躍に期待を寄せた。
砂川支部長から賞状を伝達された野村さんは「表彰を受けて驚いている。今回の受賞を機にこれからも指導員としての活動を一層頑張りたい」と意気込みを示した。
山川所長は「野村さんが表彰されて私たちとしてもとてもうれしい。食中毒の予防を含め、宮古管内の安全な食の提供のためにこれからも頑張ってほしい」と激励した。
野村さんは、レストランのむらの取締役で、同支部の食品衛生指導員として13年間、管内の食品衛生向上に取り組んだことが認められた。
今回の表彰は、食品衛生指導員として在職期間が原則10年以上で、過去5年間の年平均巡回指導延施設数が40施設以上、さらに食品衛生行政や食品衛生協会の事業活動に積極的に協力したほか、食品衛生の向上に貢献し、功績のあった人を対象としている。
今回の全国大会における理事長表彰受賞者は407人で、沖縄県は野村さんを含め5人となっている。