イベント
2015年11月17日(火)9:02
日ごろの鍛錬成果を披露/保存協会・宮古民謡夕べ
多彩な演目で観客魅了
宮古民謡保存協会(久貝哲雄会長)主催の第20回宮古民謡の夕べが15日、マティダ市民劇場で開かれた。伝統の宮古民謡を継承・発展させている出演者らが、歌・三線・箏・太鼓、踊りを披露。観客らは、日頃の鍛錬の成果に大きな拍手を送っていた。
舞台の幕開けは、祝賀舞踊「とうがにあやぐ」「大世栄」で飾った。同協会の会員らによる重厚な大演奏をバックに賛助出演の久田流池間澄舞踊研究所、久田流根間幸子舞踊研究所の踊り手たちがレベルの高い舞を演じた。
6月に開催された宮古民謡コンクールで新人・優秀・最高部門に合格した出演者らが、歌・三線を堂々と斉唱。鍛錬の成果を十分に発揮し感動を与えた。
各部門でグランプリを受賞した関係者らの独唱は、観客らを魅了した。
久田流家元久田多香子舞踊研究所、久田流澄の会池田千香子舞踊研究所、琉球箏曲興陽会宮古支部、徳八流砂川政義太鼓研究所、徳八流下地キミ太鼓研究所が賛助出演し花を添えた。
各民謡研究所の関係者らが出演し、明るい雰囲気に盛り上げた。