社会・全般
2015年11月18日(水)9:03
固定資産税を分かりやすく/法人会が税制改正提言
沖縄宮古法人会の野津武彦会長ら5人が16日、市平良庁舎で下地敏彦市長に2016年度税制改正の提言書を提出した。地方税関係で、固定資産税が賦課課税方式で、納税者自らが申告するものではないことから、納税者から「納税額が分かりにくい」と制度への不信感が一部見られるとして、納税者に対して、分かりやすい説明が必要と提言した。
同席した市税務課の前里敏夫課長は「4、5月に、財産はこれだけあり、税金はこれだけになると、縦覧期間を設けている」と説明した。市役所からは同課市民税係の与那覇勝重係長が同席した。
下地市長は「新築した人や、新たに土地を購入した人はいきなり、税金が来ると『どうなっているだろう』と思う人もいると思うので、3年に1度の評価替えのときに、固定資産税の1週間程の期間を定めて、相談窓口を設けられないか」と述べた。前里課長は「そうします」と答えた。この後、市議会の眞榮城徳彦議長に同様の提言を行った。
提言を行ったのは同会税制委員会の上原勇幸委員長、松原峯子、玉城篤両委員と下地信輔総務委員長。