善行児童生徒を表彰/退職校長会
「他の模範」とたたえる
宮古地区退職校長会(小禄恒栄会長)主催の2015年度善行児童生徒表彰式が18日、宮古教育事務所で開かれ、善行児童・生徒に選ばれた狩俣新君(砂川小6年)、砂川遼太朗君(砂川中3年)、仲地楓華さん(福嶺中3年)に、多くの人の模範となってきたことなどをたたえ賞状が贈られた。県退職校長会善行児童生徒表彰受賞者2人への賞状伝達も併せて行われた。
善行児童生徒表彰(善行賞)は、家庭、学校、社会の日常生活を通して感銘を与えるような善行活動をしている児童生徒に贈られる。表彰式では、宮古地区の受賞者3人に小禄会長から表彰状が手渡された。14日に那覇で開かれた県退職校長会善行児童生徒表彰で宮古から受賞した赤嶺杏果さん(西城小6年)と下地笑弥華(ふみか)さん(城辺中3年)への賞状伝達も行われた。
小禄会長は「これまでの活動は両親や先生、先輩たちの言動が心に響き、素直に取り組んできた結果だと思う。これからも感謝する心、感動する心、そして感性を磨き、生きる力の『3感』を目指して頑張ってほしい」と受賞者を激励した。
受賞者あいさつでは一人一人が喜びや今後の抱負などを発表。狩俣君は「中学生や高校生になっても夢や目標は高く持って、どんどん自分を高めていきたい」。砂川君は「今回賞をもらえ、周りに認められているのだと分かりとてもうれしい。これからも周りの模範となれるよう頑張りたい」。仲地さんは「この賞をもらえたことでより一層、ボランティア活動などに頑張って取り組んでいきたい」。赤嶺さんは「この賞をもらったことに誇りを持ち、これからも生活や勉強、スポーツ面でみんなの手本になれるよう頑張りたい」。下地さんは「ボランティアや地域の活動に参加してもらえた賞なので、これからも継続して人の役に立てるよう頑張っていきたい」と語った。