市が撲滅キャンペーン/不法投棄
21、23日の2日間/粗大ごみ無料引き取り
宮古島市(下地敏彦市長)の不法投棄撲滅キャンペーンが今年6月に引き続き、21と23日の両日に実施される。平良哲則生活環境部長が19日、市役所平良庁舎で会見を開き、キャンペーンの概要を説明しながら、市民に不法投棄撲滅に対する理解と協力を呼び掛けた。
この両日は、一般家庭から持ち込まれる粗大ごみを無料で引き取るほか、分別方法の周知などを行う。
会見で平良生活環境部長は「このキャンペーンは市の新しい試みで、今回で2回目となる。取り組みを通してクリーンセンターで処理することは負担がないことを実感してほしいし、両日は職員を配置して対応するので適正処理の仕組みを体験してほしい」と呼び掛けた。
無料になるのは一般家庭から出た粗大ごみで、市では自宅での事前分別を呼び掛けている。
期間中、通常5㌔20円で引き取っている自己搬入粗大ごみが無料で引き取られる。ただし事業系ごみは通常通り料金が徴収される。
そのほか▽パソコン▽産業廃棄物▽医療系廃棄物▽適正処理困難廃棄物(タイヤ、バッテリー、農薬容器など)▽テレビ▽洗濯機▽エアコン▽冷蔵庫-は持ち込みできないとしている。
市によると、6月は第4週の22日~27日までの6日間実施し、合計35・145㌧の搬入量があった。
この搬入量は6月の他の週と比べ、第1週の2・4倍、第2週の3・3倍、第3週の2・1倍だった。
市環境衛生課では「6月の実施の際にも成果が出ており、市民の反応も良かったので来年以降も年2回ペースで継続して実施していきたい」と述べた。