11/22
2024
Fri
旧暦:10月22日 先勝 庚 小雪
環境・エコ
2015年11月29日(日)9:05

緑化功労で新里さん表彰

与那原町で緑の育樹祭開催


育樹祭で環境緑化功労者表彰された新里さん(前列右から2人目)と家族=28日、与那原町の与那古浜公園

育樹祭で環境緑化功労者表彰された新里さん(前列右から2人目)と家族=28日、与那原町の与那古浜公園

 【那覇支社】「100年後 木陰で憩う 親子の笑顔」を大会テーマに、2015年度緑の育樹祭(主催・県緑化推進委員会、与那原町)が28日、与那原町の与那古浜公園で開催された。大会では県内各地の学校や地域で緑化活動に尽力した個人・学校・団体を表彰する県緑化コンクールの環境緑化功労者に選ばれた、宮古島市の新里満子さん(78)ら5人、1団体に表彰状と記念品が贈られた。

 新里さんは約30年にわたり自宅近くの狩俣・県道230号沿い花壇で水やりや清掃を続け、地域の緑化に尽力した。「自分の趣味でやっていたのに、こんな大きな賞をいただけて夢のようで、本当にありがたい。みんなに感謝したい。これからも体の続く限り、みんなのために花を咲かせていきたい」と喜びを語った。

 緑の育樹祭は、全島緑化県民運動「一島一森で花と緑の美ら島づくり」の一環として、県民一体となり豊かな緑に包まれた潤いと、安らぎのある美ら島の実現を目指し、03年から同推進委員会と開催市町村の主催で毎年実施される。

 主催者あいさつで、同委員会の喜納昌春会長(県議会議長)は「日頃から環境緑化の推進や緑豊かな住み良い郷土づくりに尽力され、心より感謝する。今後とも県土緑化への活躍に期待したい」と話した。

 開催地の古堅國雄与那原町長は「緑がもたらす豊かな恵みに感謝し、森林の大切さを次世代に引き継ぐため、森林の保全に取り組むことを改めて決意する」と述べた。

 最後に、与那原町緑の少年団代表の男女2人が「緑がもたらす心の安らぎと潤いを身近に感じ、先人に感謝するとともに、大切な緑を守り続ける」との大会決議を宣言した。

 今大会には緑の少年団や国、県、市町村農林関係者、企業・団体など約500人が参加した。育樹祭の終了後、参加者全員で同公園内のハイビスカスやクロトンの樹木に、肥料の施肥などの育樹作業を行った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!