社会・全般
2015年12月1日(火)9:03
米国製50㌔不発弾見つかる
周辺に商業施設やレストラン
大型総合ディスカウントストアの出店が予定されている袖山入口交差点近くの敷地で30日、米国製50㌔の不発弾が発見された。事業主が依頼した磁気探査で見つかった。発見場所は県道78号線に隣接した土地で交通量は多く、近くにはレストランやスーパーなどが建ち並ぶ。市、陸上自衛隊第15旅団101不発弾処理隊(隊長・渡邊克彦2等陸佐)が安全対策を施した。
不発弾は同日午前11時ごろ発見され、探査を行っていた工事関係者が市防災危機管理班と宮古島署に連絡。同署から県警本部を通して、自衛隊に連絡が入った。
101不発弾処理隊の隊員3人が同日午後、宮古島入りし50㌔爆弾の信管の種類の特定や安全化処理のための一部準備を進めた。
不発弾は地表から約1・1㍍の深さで発見され、弾頭と弾底に信管がついている。
今後、安全化処理までの間、不発弾を器具で覆うなどの安全対策を施す。不発弾の発見に伴い処理までの間、宮古島署は敷地周辺のパトロールを強化する方針。